近況報告

年も暮れるので近況報告です。

2015年9月、とあるプログラム会社に就職しました。すでに退職しましたが少しだけ会社の話を書きます。

主な仕事の内容は既存のソースコードをGPGPUで高速化することでした。正直にいうと私は高速化の価値を軽く見ていました。しかし処理時間を1ヶ月から数時間に縮めるような仕事を経験してその価値の一端に触れられました。誇張なく処理時間1/30が実現できるGPUの計算能力はすごいです。それを実装できるようになったのは収穫でした。

技術的にはC++も使えるようになりました。いままで自分で書く機会が少なかったので勉強し直しました。いわゆる名著が多く翻訳されているC++は勉強しやすくてよかったです。C#では中級者以上になると英語資料が避けられない印象があります。これは私のC++レベルが低くて日本語圏に収まっているだけの可能性も高いですね・・・・・。

退職したのはプログラミング環境が悪かったためです。メモリ4Gのノートパソコンでプログラミングをする姿はカルチャーショックでした。あのパソコンでVS2015は動くのでしょうか。これからセキュリティのための禁止事項が増えてさらに環境は悪化していきそうです。

不安だった人間関係の悩みは全くなく、いい職場だったと今でも思います。社会人経験ゼロの私に優しくご指導いただき感謝しております。大変お世話になりました。

エロゲの仕事も細々と続けています。最近は2Dから3D方面に興味が移っているので今後はそちらの仕事ができればと思っています。今年はVR元年とも言われましたが来年はさらに発展していくでしょう。その一端を担えればと思います。

今年はブログを6回しか更新できませんでした。フルタイムの仕事をしながら家でブログを書くのは大変です。吉里吉里関連は私が吉里吉里を触ることも少なくなったので難しいかもしれません。内容はともあれ来年は何か書くようにします。

私生活では大したことも起きていませんがアイマス沼にはまってしまいました。めんどくさくて手間のかかる天海春香さんが大好きです。春香一人のCDを揃えるだけでいくらかかるのでしょうか。10年も続くコンテンツ力は伊達ではありません。末永く楽しみたいと思います。

今後の具体的な予定は決まっていません。吉里吉里の人からVRの人に変身する、という方向で頑張りたいと思います。来年も皆さまよろしくお願いします。

OBS Studio + Viqoでニコ生配信

ニコ生の放送環境をOBS StudioViqoに変更しました。
インストールなど結構面倒だったのでその方法をメモ。

OBS Studioを使うメリット

・Windows以外でも動く
Macでも配信できます。ただしこの記事ではWindows版を使っています。

・放送に使えるソフトが減る
OBS StudioとViqo(コメビュ)の連携が便利で5つから3つに減らせました。

元の環境
Open Broadcaster Software/OBSutil/FME Automator/やります!アンコちゃん/棒読みちゃん
 ↓
新しい環境
OBS Studio/Viqo/棒読みちゃん

・無料で使える
もちろん日本語にも対応してます。

OBS Studioのインストール

インストーラを公式ページのGet OBS Studioの下のWidnows 7/8//10からダウンロードしてインストール。

次にOBS Studioのニコ生用プラグインをダウンロードします。
githubのページからobs-rtmp-nicolive_2.0-win.7zをダウンロード。
7z形式で圧縮されているので解凍します。解凍方法
するとdataフォルダとobs-pluginsフォルダが入っているので、OBS Studioのインストール先の同じフォルダに上書きします。

上手くいけばOBS Studioの「設定」⇒「配信」⇒「配信種別」の部分にニコニコ生放送が追加されます。
下の画像の矢印の部分です。
OBS Studio setting
「ログインタイプ」をViqoの設定を読み込む、にしておくと次にインストールするViqoと連携できます。
OBS Studio上でのアカウント設定などが不要になります。
「映像ビットレートを自動調整」にチェックを入れると、映像ビットレートを放送時に自動的にニコ生の上限に設定してくれます。
音声ビットレートは調整されないので先に「出力」設定画面から設定しておきます。
「自動で配信開始と枠移動を行う」にチェックを入れると、Viqoで枠取りをしたときに自動的に映像配信を開始してくれます。

あとは「映像」設定画面で出力解像度を640×360にしておけば配信設定は完了です。

Viqoのインストール

ViqoはOBS Studioと連携できるコメントビューアです。
自動枠取りなどもできます。

まずはVisual Studio 2013 の Visual C++ 再頒布可能パッケージが必要なのでダウンロード+インストールします。

次にViqoをダウンロードします。
このページからViqo-2-3-3_windows_64_portable.zipをダウンロードします。
インストールは必要ないので解凍したファイルは適当な場所に置いておきます。

この段階で”viqo.exe”から起動できますが正常に動作しません。
OpenSSLをダウンロードする必要があります。

このページからopenssl-1.0.2g-x64_86-win64.zipがダウンロードできます。
解凍して”libeay32.dll”, “ssleay32.dll”, “openssl.exe”を”viqo.exe”と同じ場所に移動します。
これでviqoが動作するようになりました。

Viqoの設定

「編集」メニューの「設定」から設定画面が開けます。
Viqo account setting
MailとPassの部分にニコニコのIDとパスワードを入力、ログイン方法では「ブラウザを指定」を選択+普段使っているブラウザを選択します。
ここで「取得」ボタンをクリックして「正常にセッションが取得されました」と表示されればOKです。
ただしブラウザ側でニコニコにログインしている必要があります。

さらに「編集」メニューの「放送開始サーチ」から放送開始サーチ画面が開けます。
「有効にする」にチェックを入れて、「コミュニティ追加」で放送するコミュニティ番号を追加しておきます。

この状態では設定が保存されていません。
次に起動したときにまた設定し直しになってしまいます。
「ファイル」メニュー⇒「状態セーブ」⇒「デフォルト」をクリックすれば設定を保存できます。
これで次回起動時にも現在の設定が引き継がれるようになります。

Viqoと棒読みちゃんの設定

Viqoで取得したコメントを棒読みちゃんで読み上げできます。
Viqoの下の方にある「コマンド」タブを選択して「コメント受信時」にチェックを入れます。
さらに「”棒読みちゃんのパス\RemoteTalk\RemoteTalk.exe” /Talk %comment%」を入力します。
棒読みちゃんのパスというのは”BouyomiChan.exe”があるフォルダのパスになります。

設定したら状態セーブから設定を保存するのを忘れないようにしましょう。

放送時には棒読みちゃんは自分で起動する必要があります。

Viqoとコメジェネの設定

よく分からない。知ってる人がいたら教えてください。

放送開始

Viqoの「放送」メニューの「次枠設定」から枠設定画面が開けます。
この画面で放送タイトルやカテゴリなどの設定ができます。

あとは放送メニューの「今すぐ取得」をクリックすれば設定した枠が取得できます。
OBS Studioが起動されていればViqoと連携して自動的に配信が開始されます。

配信停止機能は無いようなのでニコ生の配信画面から停止してください。

CentOSでTerrariaサーバ

Terraria(PC版)始めました。Terraria自体はまだWindows専用ですが、非公式のTShockを使うとLinux上でもマルチプレイ用のサーバを動かせるようです。

TShockは.NET上で動作するのでLinuxでMonoを動かしてその上で動作させます。Monoはクロスプラットフォームで動く.NET環境です。Unityでも利用されてたはず。

そのMonoですが最新版(3.8.0)ではTShock(4.2.3)がうまく動作しません。ゲーム本体からサーバに接続すると.NETの例外が発生してTShockが落ちます。なのでMonoのバージョンを2.10.2にバージョン下げると接続できるようになりました。

しかし地形が生成されておらずキャラが落下していきます。こちらはLD_LIBRARY_PATHにMonoのlibディレクトリを指定すると直りました。

なかなかうまく行かず少し大変でした。未確認ですが新しく立ち上げる時はここのページの通りにするのがよさそうです。外部から接続するにはポート(7777)を開けるのも忘れずに。

最初からTShockの公式フォーラムで調べていればもっと楽だったと思います。googleに頼りすぎるのも良くないですね。