KAGEX拡張例(アクションの実行)の続きです。
onCompleted, nowait
前回はbeginActionの引数を2つしか使いませんでしたが本当は4つあります。後半の2つは省略可能なので前回は使いませんでした。
第1引数はアクションの対象となるオブジェクト、第2引数はアクション定義と説明しました。
そして第3引数には関数を指定します。その関数はアクションが終了した時に呼ばれます。その関数の引数にはアクションの対象となっていたオブジェクトが渡されます。
そして第4引数にはtrueまたはfalseを指定します。trueに指定するとnowaitの動作になります。デフォルトではfalseです。
[tjs]
// レイヤを生成して"star.png"を表示
var layer = new Layer(kag, kag.primaryLayer);
layer.loadImages("star.png");
layer.setSizeToImageSize();
layer.visible = true;
// アクション終了時に呼ばれる関数を定義
function onCompleted(target) {
System.inform(target.left);
}
// アクションを実行
kag.beginAction(layer, %[
left : %[
handler : "MoveAction",
value : 300,
time : 3000,
]
], onCompleted, true);
[/tjs]
この例では終了時にonCompletedが呼ばれるようにしています。その引数targetはアクションの対象なのでlayerになります。なのでSystem.inform(target.left)ではアクション終了時のレイヤのleft座標が表示されます。
beginActionの第4引数にtrueを指定しているのでこのアクションはnowait指定のアクションになります。よってページ送りなどではスキップされません。
次回はアクションの停止の方法を説明します。
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